2021年10月20日、羽生市の民生委員・主任児童委員の方を中心に地域向けのCAPおとなワークショップを行ってきました。感染対策でどうしても私たちとの距離が遠くなってしまうため、シニアの方にも伝わりやすいようにと、初めてスライド(パワーポイント)を使用して行いました。
「『暴力を防止するため』おとなが『できること』少しでも子ども達の役に立てられればと思い、子ども達が安心して成長していくためにもっともっと勉強していきたい」という声をいただきました。
日頃から、子どもたちに寄り添っているみなさんひとりひとりが、「もっと子ども達のために」と、CAPと真摯に向き合ってくださっていました。
「被害にあった子どもには、『いやと言うことができる』『逃げることができる』『相談することができる』という選択肢があるという部分が目からうろこでした。」という声も。
私も、はじめてCAPに出会ったときに、同じ感想でした。本当に、「目からうろこ」のように涙もあふれました。おとなも、子どものためにできることの情報や知識が欲しいですよね。困っている子どもに、どう伝えてあげたらいいのかな?おとなになって、ずっと悩んでいたことに、明かりが見えた瞬間でした。CAPは、おとなも「心の力」が灯ります。
アンケートには、
●子どもの虐待の増加、自殺の増加、本当に心が傷みます。子どものSOSを受け取れるようなおとなになりたいと思います。
●DVと児童虐待は、多数発生している昨今ですが、私にはニュース等で知るだけの事でしたが、本日の講演を拝聴し、身近に存在するということを認識いたしました。
地域に、子どものSOSを受け取れるおとなが増えたら・・・
地域に、暴力は身近に存在しているという気づきができるおとなが増えたら・・・
その地域の子どもの笑顔は、きっと、もっとキラキラ輝きますよね。
そのためには、くきCAPの私たちもできることを続けていきたいと思いました。
(くきCAP:M・W)